2021-01-01から1年間の記事一覧
この時のことを思い出すと、今は自分の精神的な幼さと懐疑的過ぎた部分に可笑しくなるし、彼が私の反応にひどく動揺していたことを思い出す。 本当に、仕事場で長くお互いに知っていたから乗り越えられた、初めてF君と「もうだめかも・・」と思った時の話。 …
初めての「夕飯会」デートは、お酒も楽しみ8時ころには早々に片付け。我が家自慢の川沿いの夜景を見に散策へ出かけた。 お酒も抜けない、軽い足取り。運よく晴れた天気、秋の虫のさざめき、波の音、ビル群の夜景と、時折立ち止まって写真を嬉しそうに撮るF君…
嬉しさを隠さないF君にマルシェバッグを持たせ、15時から私のお気に入りの青果店やスーパーへ買い出しに歩く。 「冬瓜ってどうやって料理するんですか?」「鱧って太刀魚みたいな感じ?」「タコって高いですね・・」 普段自分が手に取らない食材を買う私に興…
ピクニックデート改め、梅酒を言い訳にした「夕飯会」が決まる。 F君は私の手料理が食べたいとの事。 職場では弁当持参も、やる気のある時はお菓子やから揚げなど(笑)をメンバーに作って振舞うことがあるので、手料理を振舞う事は苦ではない。 ただ、私は…
「ミュウさん、梅酒好きですか?」から始まったF君との夕飯デートは、梅酒のおいしいお店ではなかった。梅酒は私への手土産プレゼントだった。 彼曰く「ミュウさんが梅酒が好きだって言っていた気がして‥」 確かに嫌いではないけど、私が好きなのは「梅酒を…
F君へ、A君が新卒女子の写真を見ただけでフォーリンラブだと言う話をした。「えー!! やっぱりAさんストライクゾーン広すぎ!!! だって、新卒って21か22ですよね。Aさんが今年30?だから…8つも違うんですよ!ヤバい!!!」「…あ、いや、大丈夫8つは行けますね!!」…
私が朝メッセージを送り、F君が夜メッセージを送る。 私たちのルーティーンが出来上がっている今でも、シャイで文章表現が不得意なF君の機微の変化に一喜一憂する気持ちは変わらない。 世代要因?の感覚の違いも、収入差も、リードすべきところ、リードされ…
久しぶりに会ったパーマヘアのF君は、自分に似合うものをよく知っている。 私も綺麗な格好で行ったけど、自信がなくなる。 普通に立ってたらカッコいい彼だから。一緒に歩いて、周りから私たちはどう見えるのか気になった。 F君が予約したお店はセンスが良く…
これはF君を取り巻く人間の話。 私の部下には数人の20代男子が居る。F君と一番の仲良しが最年長のA君だ。 A君はスポーツ少年がそのまま大人になったような子で、アニキ肌で正義感が強く心優しい。興味の幅も広く、惚れっぽい。 わが部署着任で初めて地元を30…
食事先の調整をするF君のメッセージ。 「ミュウさん、梅酒好きですか?」から始まり「メッセージ続いてしまいごめんなさい。返さないでも大丈夫ですから」で終わる。 急にどうした?!! 質問しておいて返さなくて良いって、高度過ぎる‼︎ 念力で伝える方法を練…
「ご飯行くの、まだ早いですか?」と不意にせかされてされて、断れる人は居ないと思う。 自分の気持の解消と、これまでF君にした愚行の謝罪、引っ越しで散財してるだろう事も踏まえ”ご馳走してあげる”気まんまんだった私と、ご馳走したいF君。 交渉の結果F君…
F君が居なくなった初日。朝、F君へ「私の今週の楽しみはみんなに『F君がいなくなって寂しいか?』インタビューする事」とメールして出社する。 忙しい会社にありがちな話で「何でもない日常」が過ぎてゆく。 F君の同僚たちに「寂しい?」と聞きたかったが、…
私は自分の恋愛感情に自信がない。 結構色々な人を好きになれる。男女問わず。でも、冷静に考えてlikeを超える事がとてつもなく低く、逆に相手からの執着を感じると精神的な居心地の悪さを感じる時がある。 これが世に言う「こじらせ」なんだと思う。あーヤダ…
昔から歳下男子にモテる機会が多かった私。 年上女性が気になる若い男の子は *カリスマ性への憧れ *母性への執着 *若いからこそ執着と精的欲求が混ぜこぜになる 好意と別な角度で“好き”が出て来る印象がある。その為にある程度満足するとサッパリ手元から巣…
今日、4年間面倒を見てきた部下のF君が退社する。 彼にはかなり時間をかけてきたと思う。けど、F君からの退社の一報はチーム宛ての形式的なものだった。「所詮、大勢いる部下の一人だし。こんなもんかな。」 F君は可哀そうに、繁忙期とコロナで送別会などの…