うちの旦那(仮)はマイノリティMENSA

平均の倍稼いで、そこそこ見栄えのいいアラフォー。前半は8歳下彼氏F君、後半はMENSA旦那Sさんの話

年下くんの、ナスの揚げびたしの腕前

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嬉しさを隠さないF君にマルシェバッグを持たせ、15時から私のお気に入りの青果店やスーパーへ買い出しに歩く。 

 「冬瓜ってどうやって料理するんですか?」「鱧って太刀魚みたいな感じ?」「タコって高いですね・・」

普段自分が手に取らない食材を買う私に興味津々で、そんなに要らないと言う私をよそにお酒も買い込む。家に梅酒があるのに。 

 スーパーのレジを通り、満開の笑顔で荷づめをするF君は「なんかぁ・・・幸せすぎます・・・」ほぼ私の存在はそっちのけで、妄想の世界にいるご様子。 

 

 その日の献立は、友人から送られた高級そうめんがメイン。サブメインは梅酒。 タコのから揚げ、鱧の湯引き、オクラとナスの揚げびたし、冷しトマトを作ることに。

 

キッチンにF君専用スペースをつくり、手始めに渡したナスとオクラは手際よく上手に切っていく。「ミュウさん!見て~♪」綺麗に切ったナスの筋切りを褒めてくれと言わんばかりに見せてくるので、期待通りのすごーい!で答えた。

 男兄弟しかいない家で育ったと思えない家事能力に、お母様のしつけの良さが垣間見える。

 麺つゆの割る分量を間違えて大変な事になりそうな所をフォローした程度で、油を出せば「僕が揚げます」、使い終わった調理道具は「僕が洗いますから!」でほとんどF君が作ってくれた。

 冷蔵庫から調味料を取り出す私の背中をつつき「ビール・・・飲みながらでもいいですか?」とお伺いを立ててくる。いいよと言いながら渡すと「はぁ。幸せ。」の一言。

 

 出来上がった料理を食卓に広げ、大きくベランダを開放すると晩夏を味わうのに十分な風が通り抜ける。 料理の出来栄えと、そうめん、梅酒の味を堪能しながら食べた夕飯は今年で一番美味しかったと思う。

 

 細い体に入りきらないほどほおばって喜ぶF君は、8割食べてごちそう様に。手早く片付けて19時過ぎには我が家自慢の川沿いへ散歩へ出かけることにした。