結婚相談所で結婚した女

平均の倍稼いでそこそこ見栄えのいいアラフォー。前半は8歳下彼氏、以降は結婚相談所と旦那Sさんとの結婚生活

綺麗で、明るくて、料理上手な31歳女子でも婚活で苦労する

最近TVで婚活番組をやっている話を聞き、ミュウさんの婚活女子に対しての見解を語る。

(生活も仕事も落ち着き、新たなステージへ進みそうで、その事はまた別の時に)

 

 

綺麗で、明るくて、料理上手な31歳女子が、婚活をしてみた

ミュウさんの紹介で、昨年から結婚相談所を利用しているN子。今年32歳の事務職女子です。

外見は広瀬アリス。体系は大きめだけど、華やかで包容力のある雰囲気通りの人付き合いの良さと愛嬌。笑顔がひまわり。

食べることが好きで、料理が得意。実家暮らしで日ごろから家族の夕食準備もやっているため、「有るもの」で美味しく調理できる能力が有る。

 

交友関係が広いし、男性との交際経験もある。

こんなN子だから、ミュウさんは「すぐ結婚できるよ!」と思っていたけど、そうでもなかった・・・。

 

 

半年後、婚活女子は「条件ハンター」になってしまっていた!!!

入会からちょうど半年後くらい、N子から「相談したい」といわれ聞くと「最近『いい感じの人いないな』と、思ってペースを落としてたら、いい人が居て仮交際になったんです」

と、見せられたプロフィールの男性は、垢抜けなさもあるが、清潔感があるIT系高収入の5歳上。

「家族が保有するマンションに住んでいて、車も持ってて、ドライブデートもして。」「この前、お家デートしたんです。二人で立てるキッチンがあって、素敵なお家だったんですけど・・」

「お姉さんや、お母さんが同じ建物に住んでいて。」

「結婚してもその環境だとやだなぁ・・・って悩んじゃって」

 

との相談。

この会話で私は、彼女が「人」ではなく「その人の”条件”」を見ている事に気付いた。

この視点が強くなりすぎると、まず、婚活はうまく行かない。

 

この交際、破局するとミュウさんは思った。

なぜなら、N子は見事に「条件ハンター」になっていたからだ。

 

将来、N子が理想とする「義両親とのほどよい距離が有る場所で、二人が立てるキッチンが有る家」に住むとしたら。それは、事務職N子の貯金や収入では支払えない。

それは分かっていて、未来の夫(仮)に出してもらえる前提でいた。

「この人と一緒なら、理想の生活”環境”が手に入る」と思って相手を見てしまっていた。そして、相手の生活水準にあったデートや生活を得られると信じている。

 

 

・・・そんな事、物理的に、無いんです!!!!

 

 

収入1000万円の人と結婚しても、自分が収入1000万円なければ、独身時代の彼と同等の生活は出来ない

これは簡単。

一人で年収1000万円を自由にできていた人が、もし、年収400万円の人と共同生活を始めたら?

 

(1000+400)÷2=700

 

一人当たり自由にできるお金は、年収700万円に。

ね。収入が低い人は、1000万円の生活状態に自分も引き上げてはもらえないんです。

 

収入が多い側が『条件ハンター』的に見るなら、「この子のために、収入数百万円下げた新生活をできるかどうか」の選択になる。

だから、相手に真剣になって、結婚相手と見ればみるほど「節約」を考えたり、「もっと稼がなきゃ」と思う。

たとえ、1000万円稼いでいても。

 

なのに「相手はお金持ち」と思っている収入が低い側が、

普段行けない場所へのデートや、ちょっと贅沢なお食事を望んだなら。価値観がずれてしまう。

大好きな相手のために、最初は望む通りにしていても、ふと低所得化とそれに反した出費増の事実を感じてしまったら…?

 

 

結果、IT男子と破局したN子

更に半年後、N子はIT男子と「交際終了」となった。

結婚相談所のシステム上の「仮交際」を、相手側から「交際終了」へ変更された。

 

ミュウさんへの相談後、IT男子と数回デートをしたN子。

彼は「これから忙しくなるから」との発信の後、三ヶ月の沈黙に入ったそう。

その三ヶ月後、再会しデート。その際に「『次はこのお店に行きましょう~!』って、約束もしたんですよ!」とN子。

なのに、デートの数日後連絡なく、相談所のシステムから「交際終了」の連絡が入ったそう。

そして、IT男子は「自分が結婚に向いていないと感じた」と残して、相談所を退会したそう。

 

この話の終わりに

N子は結論として「相手が悪かった」として、次の交際相手を見つけている。

これは良い。でも、「条件ハンター」になっている事をもっと客観的にとらえて、自分を変えられないと、結果は同じになってしまうと思うミュウさん。

 

億の利益がある社長さんでも、「働きたくない」と、思うことが有るし、無一文になってコンビニバイトになる事を想像することが有る。

お金を多く稼ぐことは、本当に、本当に大変だから。

この人が無一文になっても愛し続けられるか?の目線で婚活相手を見る。 これ、すごく大事。

 

あと、年収1000万円は、年収400万円の人が想像しているほど「お金持ち」ではない。都心のタワマンは買えない。マジで値上がりしてるから。

 

想像する様な”都心のタワマン”を買えるのは、年収3000万円~かなぁ。