ミュウさんは婚活をしているが、それはFくんと付き合った経験で、心が疲れた時に寄り添ってくれる人の存在が自分を強くする事に気付いたから。
あと、子供を望んでいない(エゴでもうけて、命を粗末に扱いたくないと昔から考えているから) 。
だから子供を望まれないだろう年齢で結婚相手探しをする事を予定していた。
そしてSさんに出会えた。
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私の専門学校からの友人たちには、聞かれないのでまだSさんの事は言ってない。 彼、彼女たちはパートナーの有無で人の価値を決めたり、上下を測ったりしないから。
それ以外、特に職場のG子には、昔から『ミュウさんが結婚するなら1番に教えて欲しい』と言われている。
ただ、このタイプに本来の私の恋愛事情や彼のスペックを言うと絶対妬まれたりするので言いたくない。ごく1部、聞かれた範囲を答える。
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G子にSさんの事を話した時『ミュウさん、幸せになって下さいね』と言われたが、
この言葉に違和感を感じる。
私は今でも充分幸せだから。
お気に入りの家に住んで好き勝手仕事して、好きなファッションで、可愛い部下や美女達に囲まれて生きてる。 稼ぎもあって時間も自由。
私を大切にしてくれる家族もいる。
G子の言葉は、一般的な婚姻者に送る『大切にしてくれるパートナーに大切にされる事を願う』言葉ではあるけど、
その実は『結婚してないと幸せじゃない』とか『パートナーに幸せを提供して貰う』様な意識が含まれていると思う。
こういう感覚が有るなら、多分、結婚したって幸せにはならないんじゃないかと思う。
私は今でも充分幸せ。でも、Sさんがいればもっと幸せになれるし、私は彼を最高に幸せな旦那にする自信がある。
だって、私は美人で頭が良くて何着ても可愛いい。と、私を称する人の近くを離れることは無いから。
たったそれだけの努力で愛する人を幸せにして、自分も幸せになれる。
私は今でも充分幸せで、これからもっと幸せになっていける。多分ね。
