(完全に私の日常記録)
私のチームには、過去F君も含め20代の元気な男の子が4人いる。
F君が抜けたので今は3人。
少年のようなA君、賢く寡黙だけどユーモアもあるT君、賢く器用でジャニーズ顔でオタクのI君。
年末最後の出勤日、チームの月次会議中、チーム内人事で私の気に入らない事がありひとしきりキレて閉めた会議があった。
その後のお昼、恐る恐るI君が「ミュウさん、お昼ありますか?」と伺いにきた。
私は、何か買い出したものがあり、それを私に配りに来たと思い「ないよ?」と言うと、続けて「お昼食べに行きますか?」との問い。
実は、このboysからお昼に誘われたことが1度もない。私は何を言われているのか解らずにいると「お昼みんなで食べに行こうと思って。都合よければ下に来てください」と言われ、初めてお昼ご飯に出かけることを誘われたと気づく。
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社屋エントランスまで降りると居たのはI君とT君だけ。ほかのチームメンバーはいない。 私が緊張しつつ、2つの大きな背中について歩いた。(今の子は本当に体が大きい)
特に何もしゃべらないT君と、振り返りながら私の機嫌をうかがうI君。
「ミュウさん嫌いなものありますか?」「焼肉でもいいですか?」と聞いてくる。
迷いのない足取りなので、私の拒否が無ければそれで決めていたのだろう。
お肉を囲みながらたわいもない雑談と、F君の穴埋めで来た中途社員の話をする。
新年度は自分たちが異動になるのでは、いまの部署の不安な部分なんかの話が少しだけ出た。
チーム内人事への不安感を私と共有してくれつつ、腹を立てた私を気遣って誘ってくれたのだと、話しながら分かった。
うちのboysは本当にいい子たち。優しい。
次の春で4年目5年目になる二人はもう立派に自立していて、精神的な部分では、私も彼らに頼ることがあっても良いのだと知らされる。
年始が来て、I君が私に「実家の方でしか買えない銘酒」をプレゼントしてくれた。
I君は確か私と同じ2月生まれだから、今年も誕生日プレゼントで返すか、
「飲みに行きましょう!」と言ってくれてたから早めに誘うか。
T君は大きな客先をもって不安で問題が言葉にできずオロオロしていた。
T君も誘ってあげればいいのかな。
気が利かず、焼肉ランチを2人にご馳走してあげられなかったから、もっと美味しい焼肉でもご馳走してあげようかなぁ。
私が彼らの肩をさすりながら「大丈夫。絶対助けてあげるから」と言うと、安心してくれる。
その言葉が響くような仕事の仕方を続けなければと改めて思う。