楽しみにしていた予定に自分の予定を被せて、きっかけを作ってきたのは向こう。
だから、悪いのは向こうだ。と強く思って怒っていた私。
「すみません~💦」のメッセージに「もっと悪びれた方が許し甲斐があるのに」と毒を盛ったメッセージで返した。
F君の「すみません」は時に感情がこもってない時があるとか、代替えの日程はすぐに出ないのかとかから、悪びれていないように感じて思った。
そう思ったのは確かだが、伝える必要があったかと考えると…伝えることはベストではなかったと思う。 ただ、その時はそれを伝えずには居られなかった。悔しかったから。
過去、真心の薄い人と付き合っていた時、何度も仕事でスケジュールをキャンセルされ、その度にもがいて苦しんだ、自分の内に居る、”無力で小さな私”がよみがえって辛かった。
F君もあの彼と同じなの?私とピクニックに行きたくなくなったからそんな事言うんじゃないよね?それを一番確認したかっただけなのに。 それが言えれば随分可愛いのに。
何を送っても何も気にせず返信が来るだろうと、甘く見積もって送ったメッセージ。
朝、返事を確認すると帰ってきてなくて‥
たったそれだけの事。でも、その時の私にとっては、別れを告げられたように感じた。
やっぱり、去っていくのは向こうからじゃないかと。
その後、一晩遅れで帰ってきた返事には、私が打診した「行きたい焼肉屋リスト」からの彼の選定先と、「日曜までには帰るので。そこでピクニックしましょう。」「ピクニックは約束ですから」の文章が。
それでもまだ気持ちが晴れない私は「寂しすぎて拗ねている」と送ると「なんでそんなにミュウさんは可愛いこと言うんですか?」と。
この時はよくわからなかった”可愛さ”。それは、素直に自分の愛情を伝えること。
忘れないようにしなくてはいけない。