今週のお題「試験の思い出」
特に、高校以上に上がってから「試験」や「テスト」と言うものが大好きになった。勉強自体もどちらかと言うと好きな方だけど、中でも人と競う競技性がある点でテストが大好きになった。
私の試験の目的は「クラスで一番最初に答案を埋め、帰る事」
特に、『計算』という工程が入る理数系は、その人の能力で回答速度が大きく異なってくるためここで競うのが特に好きだった。
先ず、テスト当日までの勉強の計画を立てその計画を消化していく。
教科書や過去問題を解きまくり、その公式で出題されやすい式の傾向を覚える。 ネットを検索して例題を探してまでやってた。
ここまでやりこむと、先生の問題の作り方(選び方)のクセが見えてきたり、数式によっては答えが整数になる計算式のパターンが限られていることに気付いたりもする。
「この先生は3の倍数が好きだから、多分この式が出るだろう」とか。
結果、式を見れば答えが解るレベルになってくる‥‥
身に着けるべき知識を習得する作業以上に、テストという競技で”優勝”するための方法を考えることに楽しみを見出している感じ。
最終的に試験当日は、試験時間の三分の一ほどで作業が終わり、答案は100%埋めて、且つ、先生の出題文の問題点を指摘したり授業の感想を裏に書いたりする。
すると、回答が間違っていても指摘点で加点され100点になったり、運が良いと100点以上の得点がつくときがある。
一番に終えて教室を出る瞬間の、クラスメイトの「え?もう終わったの??」な反応と、回答が返ってきたときに「なのに点数上位なの???」の反応が好き。
それが楽しくてテストが好きだった。
ただ..
習得しなければいけない学習の内容自体は身に付かないので、そこがねー…(笑)