Sさんとの結婚後の生活について話を進めていく中で、自分でも俄か知識が多い部分である「妊娠」と「出産」について少しずつ調べてみる。
私の意向を大きく組んだ形で、結婚式は行わない方向にある。
一方で、Sさんが結婚を機に生活を変化させる原動力としているのが「子供を設ける事」。私は積極的に子供を持ちたくないけど、パートナーの人生の責任を持つ意味で「子供を持った時のリスク」を丁寧に調べておこうとも思っている。
ミュウさん自身が、子供という一つの命に責任をもって生き、生活をしていく自信がないから欲しくないのだけど。
でも、私の可愛い旦那さんSさんが、自身の子供に振り回されている姿や葛藤している姿を見てみたいし、
彼と子供を置いて、出張や海外旅行をすることが私の憧れでもある。
(その程度の憧れで生まれてくる子供は可愛そうな気もするけど)
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職場の女性たちのケアをしていた経験のなかで聞きかじっていた情報は
『30歳オーバーの妊婦は往々にして、妊娠後半の妊娠中毒症に気を付けている』
『35歳以上で出産する時は、帝王切開になりがち』
この2つがあった。
この2つに対して、もう一歩踏み込んで調べようとしたきっかけは、先日、通っているクリニックで「妊活開始のタイミングが来たら、すぐに不妊外来に行って準備の知識を得るといい」と言われてからである。
それくらい、年齢的にも私の体質的にも覚悟がいるらしい。
で、調べた結果が下記。
妊娠中毒症とは
・むくみ、尿にタンパクが混じる
・悪化すると、全身けいれんや血栓による臓器障害、脳出血が起こる
・はっきりした原因は分かっていない
・分娩してしまえば治る
・有効な治療法がない
・投薬治療の場合は胎児に副作用を及ぼす
(出所:NPO法人 妊娠中毒症と切迫早産の胎児と母体を守る会)
妊娠中毒症を簡単に書くとこんな感じ。
私は薬が効きやすい体質であるし、月経時期になると最近は湿疹が出る事があった。 生理周期と疲労が重なると極度のむくみで関節痛と血液疾患が起き、一度血栓も出たことが有ったので…
これはかなり気を付けなくては行け無さそう。と、いうか起こる可能性を検査できるなら、しておきたい。
高齢出産で帝王切開をする理由
妊娠中毒症の改善方法にある「分娩すれば治る」ここにあるようだった。
高齢出産の場合、母体が妊娠によって不調をきたすことが多くこれを改善するために、自然分娩が起こる前にお腹を開き子供を取り出す。
そのために帝王切開となるようでした。 (上記など参照)
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これら、素人の表面的な調査による見解なので異論や事実と異なる事も有るのかもしれないです。が。
職場の先輩の一人に予定日近くの奥さんが体調を崩し、結果、母体を守るために赤ちゃんを取り出し赤ちゃんを失った人が居る。
なぜそれが起きたのか?その選択をしたのか?その背景が少しわかった。
これら予備知識や、経験から考えて…
『高齢』じゃなかったとしても、出産って本当にすごい。
ミュウさんの場合、36歳で妊娠できたとしても37歳出産だろうから…。
産めなかったり、産んでも自分が死ぬ可能性も加味した準備が必要な気がしてきた。
まぁ、自分が死ぬ分にはローン完済になるからいいんだけど。
その後の家族形成の大変さを先輩を通してみたので、何とも言えない。
完全に高齢出産におじけづいたミュウさんなのでした。