出会って4ヵ月、プロポーズしておよそ1ヵ月。
徐々に入籍と、その前後の段取り関係を整理してゆく中で前々から旦那Sさんの最もネックだった部分。
「子供は欲しいけど、子供リテラシーが著しく低い」こと。
そもそも、アラフォーミュウさんを嫁にした旦那Sさん40歳は、父母ともにいわゆる「リスク児」出生の可能性が高いという事や、
アラフォーのミュウさんでは、出産で死ぬ可能性もある事もイマイチわかっていないかった。
更には喫煙者かつ、ハードサウナ―な性質が健康な子供を授かるうえでネガティブな要素がある事も漠然としか捉えられてないし、
高齢出産は帝王切開が付き物で、それをすると2週間は動けない事とか、
赤ちゃんと同居すると面倒を見なきゃいけないという事自体も認識していない気がする。
行儀が良く自立心の高い小学生くらいの子供が急に手に入るくらいの認識。
・・・ペット飼うんじゃないんだよ???
会社組織で生活していれば周囲の人間とのコミュニケーションで知りえるだろうと思うけど。「これから、生まれて初めて妊婦を見るのかな??」と思うレベル。
(この人の部下の女性は大変だっただろうな…)
少しずつ私が話をしたり、書籍から抜粋したものを見せたり、産婦人科からもらったものを一緒に見たりしながら勉強するが。
どれも『女性目線』からの物が多く男性側が自分事化して理解したり生活改善の決意を持つのに決め手に欠ける感じがあった。
自分が痛みを受けない以上、対処しようという意識に至らないのだろう。
その中で、有るきっかけで彼の意識が急に「まずは自分が変わらなきゃ」の方に向かった神アイテムがあったのでここで紹介します。
旦那に「妊活準備」を決心させた神アイテム
TENGA MEN'S LOUPE テンガ メンズ ルーペ
男性にはおなじみ「TENGA」が作ったスマホ用精子観察キット「TENGAメンズルーペ」。これの存在を旦那へ教えました。
男性は実は結構自分の”種”に興味があるもので「こんなものあるんだって」と雑談すると、話の途中でポチっていた。
最近これを使用した様子があり(使ったものが机の上に出しっぱなしになりがちなのですぐバレる)その様子を見てから改めて『我が家の子づくり計画』の話をしたところ
「うーん。休みに入ったらすぐ禁煙だよなぁ。妊活中はサウナもやめなきゃだし・・・あ、でも、サウナも事前に辞めておかないと影響あるのかなぁ。どれくらい準備期間もった方がいいのかなぁ。」
すごく具体的に自分から『準備』の発言が進むようになった。
たぶん、サウナ後の”種”を見て身に染みたものがあったのでしょう。
男性にとって股間に影響がある事は凄く申告にとらえてくれる。
(女性が内蔵切り裂いて出産することに対しては興味がひくいけど)
近々私の婦人科検診があるので、旦那側の準備の話を聞いてくる約束をした。
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上に紹介した「メンズルーペ」で見えるものは参考値なのでこれで一喜一憂する必要はないのですが、30歳を超えて結婚し子供を準備する夫婦にとって男性への積極参加や理解は大事だと改めて思う。 ここをちゃんと出来ないと、たぶん生まれた後の参加意識も希薄になってしまう。
男性不妊の専門医によれば、40歳を過ぎて子供を望むなら「男性も精子凍結」した方がいいとの事。
自分事化されると、セミナーを一緒に聞いてみようとか、産婦人科の先生の話を聞こうとかの意識が向きその時間を割こうという状態になってくれる。
男性をそこまで向かせなくても、健康な男女のカップルであれば普通に妊娠して普通に出産できる。でも、問題なく進んでしまう方が男性側の責任感や予備知識の習得も甘く、育児参加への姿勢の希薄さが生じてしまうような感じがする。
(職場の若いパパたちを見ているとすごく感じる部分)
なので、妊活を通しながら旦那に「父親」としての準備を様々してもらいたい。その第一歩のきっかけはTENGA様のグッズでどうですか?
というお話でした。
大変かもしれないけど、自覚を持ってもらうという点で、私は里帰り出産をせずに旦那に見届けてもらおうかなと思っています。